カヌー競技は川や湖、またそれに似せた屋外の人工コースで行われます。
その為、大自然と一体となる爽快感がカヌーの魅力です🛶
またカヌー競技には『スプリント』と『スラローム』の2種類あり、艇の形状によっても種目が分かれます。
さらに、艇に乗る人数やレーンの距離に応じて細かく種目が分かれていて、オリンピックのカヌー競技は16種目もあるそうです❗❗
その中で12種目がスプリントなんです😲
『スプリント』は複数の艇が一斉にスタートして着順を競うのに対して、『スラローム』は1艇ずつスタートして激流を下りながらゲートを順に通過しタイムと技術を競います。
『スラローム』は、2016年リオデジャネイロオリンピック銅メダリストの羽根田卓也選手で有名ですね🥉
羽根田選手には、昨年10月30日(土)に当施設前乗艇場にてカヌーイベントを開催いただき、参加者の笑顔と羽根田選手のデモンストレーションに驚きと感動溢れる時間となりました😃
それでは、当施設で強化合宿中の選手の種目『スプリント』についてご紹介いたします😄
カヌー競技のスプリントは、平らで静かな水面で行われ、名前の通り短距離を全速力で漕ぎ抜ける競技で、艇が水しぶきを上げながら突き進んでいく様子は迫力満点です✨
また、競技で使用されるカヌーは『カナディアン』と『カヤック』の2種類があります。
それぞれの特徴を練習の様子と共にご覧ください📸
【 カナディアン 】
漕者が艇の進行方向に向かって立膝の姿勢をとり、片方にブレード(水かき)のついたシングルブレードパドルで片方のみを漕ぎながら前に進みます。
カナディアンの最大の特徴は甲板がなく、ラダー(舵)も付いていません。
その為、方向を操作する漕ぐ技術や、バランス感覚が勝敗の鍵を握ります。
【 カヤック 】
漕者は艇の進行方向に向かってコックピット内に長座の姿勢で座り、両端にブレードのついたダブルブレードパドルを左右交互に漕ぎながら足元でラダー(舵)を微妙に操作しながら艇を前に進めます。
その為、コックピット以外は甲板で覆われています。
左右両側で漕げる為、カナディアンよりも速く、よりダイナミックなスピード感が魅力です。
カヌースプリントは、カナディアン・カヤックと種目は違っていても、静かな水面を一気に駆け抜けるスピードが魅力の競技です。