🎍 門松作り ~Part2~ 🎍

竹の準備ができたので、早速門松をとはいかないのです😁

次は縄を編みます。

縄編みは、OBの記村さんに協力いただきました。

まず藁を槌で叩き柔らかくし、その後藁を割きます。

左右同じ数の藁を両手でもみながら、そして藁を湿らせながら編み込んでいきます。

編み込みながら藁が短くなると1本ずつ足していきます。

見ていてもわかるようでわからないです😅

縄を編むのは本当に大変です💦

手が真っ赤に🤚

センター長も縄編みに挑戦😄

出来るようになったのかどうかはセンター長にご確認ください😁

ある程度の長さまで編みあがってくると、中野さんが飛び出た藁を綺麗にハサミでカット✂

長い長い縄が2本完成✨

縄が完成すると次は土台にコモを巻きます。

土台には、固定用の重石と土を入れました。

門松の縄の結び方は「男結び」

コモを縄でしっかりと固定し、土台が完成しました。

男結びの結び目は、八の字に広がっていきます。

これは富士山の形と同じで末広がりで、縁起が良いとされている為に門松で用いられる結び方です。

また、結び目がどんどん固くなっていくという理由から男結びと呼ばれる様になったそうです。

次に土台の中に3本の竹を仮止めし、差し込みます。

高さを調整しながら、土を足していきます。

竹の位置が決まったら、いよいよ竹の周りを装飾💐

ここからは女性陣も加わります😊

スタッフの山本さんに教わりながら、綺麗に飾り付けていきます。

まず竹の後ろに格好よく松を挿し、紅白の南天・葉牡丹・蝋梅を飾り付けました✨

同時進行で、編んだ縄を使って梅の形を作り、男結びの上に付けました😄

9割完成したところで、皆でハイポーズ📸

(末澤さんは乗艇場で作業中の為、撮影時は不在でした・・・ごめんなさい😅)

綺麗に熊笹を飾り完成です👏 

今年の漕艇センターの門松に込められている思いは・・・

まず、竹の切り口は斜め切り。

その切り口が笑った口に見えることから「笑う門には福来る」という縁起を担いでいます。

【松】一年中葉を落とさない常緑樹で生命力が強いことから、長寿や健康を象徴します。また、松は「祀る(まつる)」「神様を待つ」という意味も込められています。

【竹】まっすぐ早く成長することから、生命力の強さと繁栄を表しています。また、節があることから、幸せな人生の節目を迎えられるようにという願いが込められています。

【葉牡丹】幾重にも葉が重なっている様子から「吉事を重ねる」という意味があります。

【蝋梅】蝋梅は、梅よりも早く春を告げてくれる花です。淡い黄色の花を咲かせる蝋梅は、花色(富や豊穣を表す黄色)と香りから縁起がいい花としてされています。

【南天】縁起の良いとされる赤い実をつけることから、お正月やお祝いによく使われます。南天は「難転」「成天」の意味に通じるといわれます。

【熊笹】十日戎(とおかえびす)で笹が配られように、商売繁盛など繁栄と生命力を表します。

門松の飾りごとに様々な意味がありますね。

門松は、一年の幸福をもたらしてくれる神様(年神様)に、家に来てもらうための目印。

年神様をお迎えする時、「漕艇センターはここですよ」と門松を作りました。