年末になり新年が近付いてくると、徐々に玄関先に飾られ始める正月飾り。
当施設玄関も新年を迎えるため、門松を作成。
今日は、年末の門松づくりの様子~Part1~をご紹介致します。
とその前に、門松で一番目立つのは竹なのに、なぜ「門竹」と言わずに「門松」というのでしょうか❓
「松」は「永遠のシンボル」を意味し、さらに「松」は「待つ」と言う言葉を掛けている意味もあり、正月をお迎えする「年神様を待つ」と言う意味があります。
「門松」には竹の存在感も大きいですが、主役は「松」なので「門松」を「松飾り」と呼ぶことも多いそうです。
【門松作り】
まず、竹取りからスタート。
今年もスタッフの山本さんのご主人に山を案内していただきました。
今年は沢山の竹を切らないといけない為、センター長・中野さん・末澤さん以外に、ウェルネスパークOBの堀江さんと原谷さんにも手伝っていただきました。
門松は竹の太さを合わさないといけない為、皆で傾斜のある竹藪の中に入り、まず竹を見定めます。
真っ直ぐに生えている竹であれば2本分取ることができるので、出来るだけ真っ直ぐな竹を探します。
竹を切る人、竹を押さえている人とチームワークはバッチリです🤝
長い長い竹を切る事も大変ですが、竹を傷つけずに広場までの坂を下る事も大変でした💦
広場では皆で必要な長さにカットし、トラックに積み込みました。
竹を艇庫まで持ち帰り、すぐに斜めにカット。
何をするにも安全第一😊
という事で丸ノコの持ち手に竹を差し込み、刃から出来るだけ離れて作業をしました😄
竹が動かないように支える為、角材を利用しました。
竹がどこまで切れているか前からもチェック。
写真には写っていませんが、すぐにコンセントが抜けるようにもスタンバイしました🔌
皆の協力で綺麗にカットできました😀
3本の「竹」の切り口の持つ意味を知っていますか❓
①斜め切り
「門松」の中にある「竹」を斜めに切る切り口を「そぎ」と言います。
その切り口が「笑っている口」に似ていることから「笑う門には福来る」とも言われています。
斜め切りは「福を招く」意味を表しています。
②寸胴切り
「竹」を真横に切った切り口を「寸胴」と言います。
銀行・証券会社などの金融機関は「お金が詰まる」を意味して、節で切って飾り付けるケースが多くあります。
次回はいよいよ門松作りにかかります🎍